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日々の雑感と出来事を綴ります。LGBTQ関連が多いかも☆

一日一善。自己満足の日

ゲリラ豪雨に巻き込まれた。

通院のあと、隣のお店のバウムクーヘンを買おう!と外に出ようとしたら雨。

ザーザーだ。

お店は隣だからすぐ入ればいいと思っていたら、目の前を傘もささず濡れて歩いている小学生がいる。

制服を着た、小学校1~2年くらいの女の子だ。

この豪雨の中を濡れて歩くなんてかわいそうだ。
子ども嫌いのわたしでもそう思う。


私が進む方向とは反対方面へ歩いているが、小さな女の子が一人で歩く距離なんて長くないだろう。

「傘入る?」

と言って差し出し、女の子の横を歩き始めた。

聞くとプール教室の帰りだと言う。
あれ、もう夏休みか。
最近は始まるのが早いのね。

ちゃんと敬語で話し、賢そうな、お育ちのよさそうな少女だった。

家はどこか尋ねると、すぐそこだと言うので、マンションの入り口まで送っていった。


私の右肩とバッグはずぶ濡れだ。

でも、女の子が濡れるのを防げたのならそれでいい。
超自己満足の子どもがいないおレズ。


まわりを見ると、小走りにかけていく人や雨宿りしている人がたくさんいる。
私も洗濯物を外に干してきてしまったよ。


今働いていない私が社会に貢献できるのは、こんなことぐらいだわ。


女の子を送り届け、きた道を戻る途中、外に出ようとしてびっくりしているおじさんがいた。

え、雨?どうしよう。行こうかどうしようか、すごい降ってねーか?
明らかに困っていた。おじさんは前後にステップを踏んでいた。


もちろん、私はスルーした。


善はできることからでいい。


帰りの電車が地下から地上に出たら、眩しい日差しが目に突き刺さった。

もう、梅雨明けかな。



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