これはないわー、でも画期的~!
ないのは被告とその相手。
判決はとっても画期的で今後に期待が持てます❗
これ、日本国内の話ですよ。
まずは事実の整理。
日本人女性カップルA(原告)とB(被告)がアメリカに行って結婚証明書もらう。日本でも結婚式を挙げる
↓
一緒に住む(別れるまで7年間)
↓
子どもがほしくて被告Bが男Cから精子提供を受ける
人工授精費用は原告Aが払ってる
↓
Aが子育てのため家を買う
↓
BとCが浮気(家買う前かもしれない)
↓
AとBの関係破綻
↓
Bが出産
↓
Cが男性から女性に性別変更(手術&戸籍変更)
↓
訴訟(AがBを訴える)
↓
判決 ←今ここ
それにしてもさ、
「被告側は同性婚は法整備がされておらず、法的保護を受けられる段階にないと反論していた。」
これひどいね~。何を今さら言ってるんだ。
詐欺だね。男女で言ったら不倫相手の子を身ごもるために人工授精して、その費用を夫に払わせてるんだよ。
しかも家まで買わせてる。
私の持論は、【法的な関係に関わらず、お互いそういう関係になったら、その時点で全てにおいて責任を持つ】です。
当たり前でしょ?
どの時点から浮気してたんだろう?
ニュース読んだだけではわからなかったが、悪意を感じられるところが多々あって、あたしは心がざわざわしてる。
性別を変更したい人が精子提供者になるっていうのも考えさせられる。
おいBとCよ、裁判になる前に責任取れなかったのか?
出会いがあれば別れもある。
好きになってしまったものは仕方ない。しかし、そのあとにどう相手と向き合うか、どう行動するか。そのときの誠心誠意を相手に伝えられるか、それが大事なんじゃないの?
責任とはそういうことだと私は思うよ。
さて、この判決の何が画期的って、これまで法的には同性同士は事実婚の関係が認められていなかったにも関わらず、被告の責任を認めて賠償しろと言ってるのね。
責任を認めるということは、事実婚の関係を同性同士でも認めているということ。
被害者の救済も含めてこのような判決になったと思われるが、これが他の裁判に与える影響はきっとあるはずで、ひいては同性婚実現にむけての大きなステップになることは間違いない。
ちなみに私は同性婚はあまりしたいとは思わない。パートナーシップで十分だ。
でも、世の中には同性婚を望んでいる人たちがたくさんいる。
私たちは、選択肢がほしいのだ。
選択肢は増えれば増えるほどよい。
そして、選択肢が増えて、その選択をしたことに責任を持つことも求められる。
子どもを育てるならなおさらね。
と、最初に戻ってこのニュースのカップル。
ほんとないわー。
相手のために家まで買い、裏切られて失意の底にいるだろうこの原告の女性、いつか立ち直って幸せになることを祈っています。
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