兄弟姉妹
【妹はいつまでたっても守るべき存在】
これは私が感じていること。
妹のためなら我が命を差し出してもかまわない。
2ヶ月ほど前、姪っ子の誕生日プレゼントを渡しに妹の家まで行ってきた。
そしてこの1月からのいろいろあったことを全部妹にぶちまけた。
無条件に私の味方でいてくれるのは、家族の中でも妹だけだろう。だから今はこの世で妹だけが頼りだ。
年下のきょうだいがいるひとは、命を差し出すとまではいかなくとも、あいつはいつまでも、自分が死ぬまで弟妹なんだよ、大抵そう思っているのではないか?
大抵。ではそうでない例もあるということか?
yes。私の兄がそうだろう。
兄から見たら私はとんでもなく生意気でムカつく妹だろうと思う。
わたしは、いつも卑屈で陰湿で差別的な兄を見下していた。
兄が卑屈になった理由は、同級生の男子(サッカー部のエースやクラスの秀才)と比較していたからなのかはわからない。いつも誰かのつまらない噂話をしていた。
誰が頭いいとか運動ができるとか兄は言っていたが、しかしそんなことはどうでもいいのだ。
見下す理由は他にあった。
幼稚園の頃から私は、兄から毎日【デブ、ブス、ブタ】と言われ続けてきた。
本当に毎日。おいブタ!とか小学校6年生が3年生に言うの。
幼少から日常で自分がデブブスブタと呼ばれ続けたら、どう思う?
恥ずかしい話だが、指をしゃぶる癖があった小学校低学年の頃は、よく注意された。
私の同級生に鈴木くん(仮名)という目立つ子がいたのだが、兄が指しゃぶりを私に注意するときに、「鈴木のチ◯チ◯しゃぶってる!」と大きな声で言うのだ。
兄の言うことは吐き気を催す言葉が多かった。
テレビドラマを見て感動シーンでうるうるしてたら、こっちを見て「え、感動してんの?泣いてる~。m9(^Д^)プギャー」とか。
近所の知的障碍者が奇声をあげて家の周りを走っていたことがあった。両親と思われる男女が追いかけ、捕まえようとしている声を聞いて、「怖い~こわいよー」と自分もクロちゃんのようにカン高い声で叫んで大げさにブルブル震えて布団を頭から被ったり。
いわゆるクズだったのだ。
母親との会話は他人の噂話だけ。近所の井戸端会議のようだった。
大人になっても変わらない。
レベルが低すぎた。
マザコンに関しては、母が兄をそのように仕立てた。どっちも気持ち悪い。
奴のキ◯ガイ振りは、挙げようと思えば他にもいくらでもある。
ここには載せられないものもたくさん。
病的に頭がおかしいとしか思えなかった。
そして一旦外に出るとおとなしくいい人になる。
軽蔑するしかないよね。
兄からしたら、軽蔑されているんだから、かわいがれるはずがない。
私がレズビアンになった原因を考えたとき、後天的なものがあるとしたら、間違いなくこの兄の存在があるだろう。
まあ、後天的なものが影響しているのはわずかだと思うが。
というわけで、全くかわいいと思われていない妹も存在するのである。
ちなみに、わたしと妹は1歳しかはなれていない。
それでも、年下のかわいい妹なのである。
わたしよりも芯の強い人間だが、それでも守りたいと思うのが姉という人種なのだ。
以上。
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笑いの効果
生きてますよ。
そこそこ元気です。
ただ、余裕がないだけ。
仕事がんばってたら認められるようになって、少しずつ忙しくなっていった。
直属の上司がいなくなって、他のチームの助けを得ながら一人で自由にやってたらなんか褒められだして。
やってることは同じだよ。
ただ、見せ方が違うのと(辞めた上司が超絶説明下手だった)評価する人が変わったことで、いろいろうまく行き始めた。
あれだけ辞めようと思っていたのに不思議だ。
そんな中、久しぶりに腹を抱えて笑った話題があった。
正直くだらないことで。
いつもくだらないおしゃべりをしている同僚が話しかけてきたのさ。
ちげーよと間違いを正そうとしたら同僚もすぐ気づいて
「Jじゃないか!なんだっけ!」
フフ、私の出番、知識を見せつけてやろうとすでにドヤ顔になっていた。
それはさあ、と言ったまではよかったが口からでてきたのは
「UFJでしょ」
同僚「…?」
それ銀行だよ。
ドヤっていた自分が恥ずかしくなり自分で突っ込む。
あれ、なんだっけ?
ゆーえす、ゆーえす なんだっけ?
と、ここですぐ近くに座っていた日本語ペラペラのインド人参戦。
呆れ顔で「ねえ、アメリカデショ?」
私達、うなずく。
「USAダヨ」…
私 (゚ο゚)
同僚 (゜o゜;
は?適度なこと言ってんじゃねえよ。
話聞いてたのか!?ユニバーサルスタジオだよ!
バカか私達😅
本家だから、何も後ろにはつかないんだよね。たぶん。
ということはただの「ゆにばーさるすてゅーでィお」ということではないのかな?
ポーシャさんは久しぶりにバカ笑いをしましたとさ。
今年もあとわずか。涙で始まった年は笑いで締めたいね〜😉
復職してもうすぐ3ヶ月
久しぶりの投稿になってしまった。
もうすぐ復職して3ヶ月だ。
最初は全然大丈夫♪と思っていたが、時が経つにつれ、調子が悪くなっていった。
特に台風前後から気候の変化に合わせるように体調が下っていった。
上司が退職したり環境の変化は少しあった。まだまだストレスには弱いなぁ。
文章も書けないほど弱り、また休む羽目になるかと思われたが、薬を飲む時間を変え、量を増やしたらかなり改善した。
なかなか簡単にはいかないね。
体調が上向くと食欲も出る。
朝からがっつりと食べ、そのぶん駅まで早足で歩く。
今日はとてもいい天気。
通勤電車からは海の遠くの景色が冬のように遠くまで見渡せる。あれもこれも、飛び立つ飛行機も。
富士山もきれいだ。
またがんばろう!と思う。
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うちの猫はテレビを見る
多頭飼いしているうちの猫の一匹は、テレビを見るのが好きだ。
かなりの確率でテレビの前のオットマンに鎮座して、画面を食い入るように見つめている。
特に好きなのは、天気予報の棒と動物系。
天気予報の棒は、先っちょに点がついてるから虫に見えるらしい。
動物系は興奮する。
猫の場合は身構えるし、鳥の場合は画面を引っ掻く。時には鳴くんだよ!かわいいね~。
でもね、ゴジラやってたときは面白かった。
ゴジラに興味津々で、首かしげながら一体こいつは何なんだというようににおいをかぐ。
そして、モスラが現れたときには首をまたしてもかしげながらも崇めているような気配だった。
こんなかわいいにゃんがいたら映画よりも猫に夢中になってしまうのはおわかりでしょう。
この子はとにかく外を眺めるのが大好きで、いつも窓の側にいる。ライフワークみたいなものだ。
そういう性格だから、テレビも同じような感覚なのかもしれない。
残念なことに、私自身があまりテレビを見ないので、こんなかわいい姿もあまり見る機会がない。
しかし、猫は存在自体がかわいいので全く問題はない。
今日はうちの猫カワイイ自慢でした♪
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にほひ
新木場駅はどうしていつも惣菜のにおいがするのだろう。
いいにおいすぎてたまんない!
世の中には二種類の人間がいるという。
何かを確かめる際に
「触る人」 と 「においを嗅ぐ人」
皆さんはどちらでしょう?
私は圧倒的ににおい派。
猫の尻さえいいにおい。
好きな人のことはいつもクンクンしている。
あ、いや、付き合ってる人だよ!
付き合ってない人に変態的なことはしない。
むしろ結構な割合で息止めてる。
嗅覚は人間の五感の中でも最も古い歴史を持つものだ。とどこかで習った気がする。
原始的な感覚器官だから、記憶に残りやすいと。
そうだ。
においを嗅いで思い出すことはよくあることだ。
香水のにおいは、あまり好きでない。
よく考えると、わたしのかつての恋人たちは、みな香水を身にまとう人でなかった。
本当に今わかってびっくりしている。
偶然ではないだろう。
そして皆、いいにおひだった。
頭で考えると「この人とまた…」なんて到底思えないが、においを嗅いでしまつたら様々な記憶の回路が爆発的に回復して、理性とは違うものが働いてしまうかもしれない。
においは上書きできないということもいま書いていてわかった気がする。
わたしは多くの女性と同じで、恋愛は上書きして生きてきているが、こんなところで別のストレージがあったのだ。
普段は認識されない、奥の奥にあるのだろう。
面白い。実に面白い。
そして、ごはんどきの新木場駅は、今日もまたいいにおいがするのだった。
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さおだけ屋
たーけやー
さおだけー
ものほしーの
さおだけー
星也くん(5歳)は、とても好奇心旺盛な子でした。
木登りも虫捕りも鬼ごっこも好き。何かあれば常に探求心を発揮し、のめり込むタイプです。
ある日、家の前で妹や友達と道路にお絵かきをして遊んでいたところ、いつもうるさい竿竹屋のトラックがやってきました。
たーけやー
さおだけー
ものほしーのー
さおだけー
お絵かきをしてても車がゆっくり進むので、よし、ついていってやろうと荷台の後ろを、とことことついていきました。
妹もその後ろからついてきます。
すると、すぐに車が止まりました。ほとんど進んでいない、たぶん10メートルくらいでしょう。
運転席からおじさんが降りてきました。
肩から湯気が出ています。もしかしたら、目の錯覚だったかもしれませんが、星也くんにはもわーっと白い湯気がはっきりと見えたのです。
「おいこらー!!!」
こんなに大きな声は初めて聞きました。
「危ないだろう!轢かれたらどうするんだ!!!」
ここに立て!と命令され、ブロック塀を背に立たされることになってしまいました。
おじさんの説教が始まりました。
大きな声でとても怖いです。言われていることにもどう答えたらいいかわかりません。
なぜ後ろをついてきたのかなんて、面白そうだったからだよ。
早くここから逃れたい…
妹も横に立ってる。大丈夫かな。
「そんなに轢かれたいならやってやるよ。前からがいい?後ろからがいい?」
そんな!やめてくれ…
恐怖で星也くんはパニックになりました。
どうしよう、どうしよう。轢かれちゃう…!
いっしょうけんめい考えました。
前からだとスピードが出る。
後ろのほうがきっと遅いに違いない。
うまくいけば、ハンドル操作を間違って逸れてくれるかもしれない。
考えた結果は「後ろ」しかない。
車が来たら妹を守ろう。
星也くんは意を決しておじさんに伝えました。
「後ろがいいです」
おじさんは呆気にとられました。
目が真ん丸です。
おい、本気で言ってるのか?
本当に轢かれたいのか?
「後ろのほうが…」
おじさんはそれを遮り、鬼の形相になりました。
お前な、轢かれたら死ぬぞ!
だから注意してやってんだ。
本気で言ってるのか?
本当に轢かれてもいいのか!?
星也くんはようやく間違いを犯したことに気づきました。
ここは前とか後ろとかの問題じゃないんだ。
黙るか泣くか謝るか。どれがいいんだろう。
考えたあげく、わからなくて黙って下を向いてしまいました。
するとおじさんはため息をつき、諦めた様子で
おい反省してんのか?
と訊いてきました。
星也くんは頷きました。
早く解放されたい。
妹の恐怖心を取り除いてあげたい。
今はもうそれしか考えられませんでした。
いいかあ!もうやるなよーっ!!!
わかったか?
最後は絶叫に近いおじさんの声が響き渡り、トラックは去って行きました。
しばらく立ち尽くすしかなかった星也くんは、ふと我に返り、横に立っている妹を見ました。
妹はこっちを見て何も言いません。
「帰ろう」
うん、と妹は言い、たった数十メートルまでの家までをとぼとぼと歩きました。
言われたことをそのまま受け取っちゃいけないんだな。
それはわかったけど、咄嗟に判断できないよ。
難しいなあ。
それにしても、おじさん怖かったな…。
星也くんは生きていく術のひとつを学びました。
でも、実践するにはまだまだ成長が必要なようです。
そして、同じような「ちり紙交換」の車を見ても何の反応もすることはなくなりました。
終わり
※これは実話です。
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記念日のはずだった
今日は、記念日のはずだった。
このブログが更新される頃には昨日になっているだろう。
10年一緒にいた恋人。
私のことを好きだった時期は最初の数年だったはずだ。
よく一緒にいられたね。お互いに。
こんな風になるのなら、いっそそのときに別れたかったよ。
といっても、相手が私たちの気持ちのすれ違いに気づいたのが1年前。私は8年くらい前。
圧倒的な感覚の差だ。
むこうは「自分はHSPだ」と言っているが、私には全くそう思えないほど鈍感さを有しているようにしか見えない。
私の事情でまだひとつ屋根の下に住んでいるが、来年は一緒には住んでいないだろう。きっと。希望的観測。
新しい生活を始めたい。
それができない今がじれったい。
逃げ場はにゃんこと趣味の活動とこのブログ。
仕事じゃないのが痛いところだけど、悪すぎる今より未来がよくなると信じられるので、耐えている。
この試練を乗りきったら楽になるぞ。
来年はいいことありますように。
そしていいことのお裾分けをまわりにできますように。
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