目力(めぢから)
目力のある有名人といえば、柴崎コウさんが真っ先に思い浮かぶ。
元プロゴルファーの宮里藍さん、元バレーボール選手の竹下佳江さん。
男性でいえば、V6の岡田くん。あと、多くのスポーツ選手がある気がする。
目が大きいから目力があるわけではないことは強調したい。
生き方が表情に出るのである。
目力のある女性は基本怖がられやすいと思う。
(日本の多くの)男性は、やはりかわいい、従順そうな、若い(幼い)女性を好む傾向にあると巷では言われている(私調べ)。
強い女性が好みという人もまあまあいるが。
化粧で目はどうにか誤魔化せる。
欧米のメイクはきつい。日本のメイクはナチュラルに、ときにかわいく。
これも文化の特徴を表しているね。
幼児性を求める(よしとする)風潮はおそらく相当昔からあって、皆それに気づかないかもしれないが、求められる側にいると、よくわかる。特に別の国の文化に触れたときに。
目力のある人は意志が強い、気が強い、わがまま等思われている。
それって本当なのだろうか?
挙げられた性格は表裏一体のもので、当てはまるとしてもどちらも持っているようなものだ。
それに目力あったって気が弱かったりお人好しだったりもするさ。
わたしも目力あるねとよく言われ… 困っている。
ちげーよ。
私は弱い。わがままでもない。
昔バイト中に、緊張してただ表情がこわばっていただけなのに、睨んでいる、なんでそんなに怒っているのかと友人に指摘されたことがある。
違う、それは誤解だ!
それからはなるべく話すときに言葉のチョイスや言い方、声音を柔らかくするよう努めている。
表情や目つきはそんなに変えられないから。
あと、できるときに無理なく笑顔ね。
ぱっと見た印象と話し方のギャップがあるので、たいていの人は ぉ、と思うみたいだし、怖がっていた人は安心する。
ギャップが好きな人はちょっとまずいね。いわゆるギャップ萌えの人。たち悪い方たちよね(自分調べ)。
じゃあ目力がない人たちはどうなのかというと、実は隠れてものすごい意志や執念があったりする。
そんな人たちのほうが私は怖いのだが。
こんな甘ったるい顔して、こんなか弱そうな外見に見せて実は鋼鉄のメンタルを持っている。
そういう人、多いんじゃないのかな。
生き方は表情に出るというけれど、目力があるのは隠していない証拠。普通を装ってても溢れ出てる人も時々見かけるわよ。
隠している人は、意識的にせよ無意識にせよ、無表情にしている。うまく隠せているかもしれない。
生き方は表情に出る。無表情も表情のひとつ。不自然な表情も生き方だ。
でもね、わかるよ。私にはお見通しだ。
そういう繕いが通じない人も世の中にいるということは知っておいたほうがいいだろう。
あれ、かわいらしい(らしく見せている)女性の批判になってしまいそうだ。
お見通しだなんて言っている自分は、怖がられても仕方ないのかもしれない。