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日々の雑感と出来事を綴ります。LGBTQ関連が多いかも☆

つらいと感じている人へ


最近、つらそうに、しんどそうに生きているひとが多い、ということをいろんなところで聞いたり読んだりする。

誰もがそう感じているだろうし、そういう人を面倒だと思う人もいるだろう。

実際私もしんどいし、ブログを書くことでメンタルを保っている部分はある。


LGBTからしんどいというわけではなく、いろんな要因がある。
正直、20代くらいまでがセクシュアリティー関係で悩んでいて、それ以降になると、どうしようもない人間関係や仕事の悩みが台頭してきた。

悩んでいるのはLGBTの皆さんだけでなく、日本全体がそうだと思う。

日本を覆っている灰色の空気のようなものがある。
灰色の空気の正体は、失われた20年といわれる低調すぎる経済や、監視的な息の詰まる日本の社会の在り方であると私は考える。


こうしたほうがいいのに。
こう考えたら楽なのに。
こうやったほうが効果的だよ。

わかります、そのアドバイス。完全に正しいと思う。
リアルの世界では私もそう心掛けているし、そのおかげで自分けっこう貢献できてるな、と思うことがある。

でもね、そうできない人もいるし、ネットで毒や弱音を吐きたい時だってあるはずだ。

私は、辛そうに生きている人に対し、そんな風に考えるのやめなよとか、もっと楽しく生きればいいじゃない、と軽くは言えない。
だって、誰だって辛くはなりたくないし、幸せになりたいと思っているはずだから。


効率的/効果的でない考え方や生き方に対し、上から目線で発言したり、こう生きろ的なアドバイスを彼らは望んでいないことは確かだ。

寄り添うこと。気持ちを理解してくれること。そのほうが何倍も生きづらさを解消してくれるだろう。
そこからどう抜け出せるか、どうしたら幸せになれるかは本人次第だ。

悩んでいる人が自分で考えて決断することに導くのが私の得意分野なんだと思う。


私も鬱になるまではまわりからはそう見られなかったが、ずっと悩みながら苦しみながら生きてきた。
強いねとかすごいね、と言われることもあるが、その裏には悩んで考えたうえでの行動と、強い思いと深い苦しみが存在する。
病気になったのはパートナーとの別れが原因だ。

そのときどきの思いをこのブログに綴り、現在進行形でどう悩みを克服するか、どうやったら幸せになれるかを、辛く生きている人の視点からお伝えできればと思う。変なネタも多いけど(笑)、それも私だ。


私がこれ以上うつにならないために心掛けているのは、ネガティブなニュースやネットの記事を必要以上に読まないこと。意識してシャットアウトしている。テレビは見ていない。

つい最近読んでしまったうつ病の人への勝手なアドバイスのブログ記事は、タイトルを見れば地雷だとわかるのに、興味本位で読んで失敗した。思った以上にダメージがでかいので気を付けたほうがいい。

今はなるべく自分の気分がよくなったり落ち着いたりする動画やブログを見るようにしている。
ちなみに私の好きな動画は、猫関連と先日紹介した海外のLカップYouTubeチャンネル。それから心を暖かくしてくれるブログだ。

それから、お酒は厳禁だよ!


こんな性格だから宗教の勧誘や、粘着質な人からのつきまといが多いのだが、なんとかかわしている。
かまってちゃんもスルー。そもそも人に答えを出してもらおうとしている人は相手にしない。

リアルではよく友人の相談に乗っていたけれど、ネット上では受け付けていない。(来たことないけど)
なぜなら、私はその人の表情や仕草や言葉遣いが大事だと思っているから。



辛いのはあなただけではない。
上を見ても下を見てもきりがない。
自分だけにフォーカスしがちだし、なにかと人と比べがちだけれど、どんなに幸せで恵まれたように見える人でも、皆必ず何かを抱えて生きている。

まわりを気にするより、今与えられた環境で、少しでもましになるように動いてみよう。
自分の人生の残りの時間を考えながらね。
信頼できる人に弱音を吐いてみてもいい。どこかでこっそりで毒を吐いてもいい。

気持ちを落ち着かせたら、その次のことを考えてみよう。ゆっくりでいい。

悪くなることばかりだったら、現状維持にすることを考えてみよう。

これ以上何かをすることができないときは、少し休んでみよう。

逃げることは積極的な解決法だ。環境が許すなら、あなたを苦しめているものから離れるんだ。

もし、どうしようもなくなったら、なりふり構わず、まわりの人や公的機関に助けを求めよう。

た す け て

この4文字を打って送るか、誰かに言うか。どうか勇気を出してこれだけ伝えて。


世の中は成功者ばかりではない。冷たい人ばかりでもない。

ちゃんとあなたに寄り添って、気持ちをわかってくれる人がどこかにいることを覚えていてほしい。


自分は、無責任に人を助けられるとは言わないけど、心の支えを必要としている人には、知らない人であっても、どこにいても、寄り添う気持ちでいたいと思う。



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